鎮める仕事
先日みた娼婦の夢、おそらくメビウス*1が基になっているのだが、何かこう納得がいかない、夢の神は何故メビウスなど持ち出したのか
映画を下に敷くにしたってもっと他にあるだろう…同じ不穏でも嗤う分身とかさ、そういうの
夢で思い出したけど娼館の夢をみたあとに、いや合間だったか? に過去の自分とその周辺に纏わる記憶が短く再生されたりもした
蒲鉾の板くらいの大きさの黒いPHS、私が心底愛していた、諸般の事情で止む無く手放したあのかわいい電話機
青い春、などと呼べるような瑞々しい時代は私にはなかったけれども、それでも幾許かの鮮烈な思い出はあって
それらの記憶を象徴するもののひとつであるPHSを夢のなかに見て、なんだかひどく懐かしくなった
大人も子供も眠れない夜を常に誰かと共有していた、そんな時代の話。