Linus

胡乱のスープを泳ぎ泳いで打ち上げられたその先は安心毛布の中だった
という話

真面ではないだろう
いくら私でもそれくらいは解っている
けれど、そもそも私は真面ではないから

私が択んだ
君が択んだ
どっちだっていい
我々は、だから、共犯関係にある
皮膚一枚隔てた夢のなかでそっと喘ぎながら、いつか迎える同じ明日を希っている